さて、今後安倍さんの打つ手としては内閣改造ということになりそうですが、その場合注目されるのは、小泉さんの息子(進次郎だっけ？)を大臣に大抜擢するのか？という所でしょうか(恐らく小泉息子君は固辞するでしょう)マスコミ等の見方では総選挙が遠のいたと言われてますが、親分が思うに…安倍さんにとっては、むしろ逆だと思います。秋に始まる臨時国会で解散→総選挙に打って出れば、まぁ負けるにしても惨敗は無いのではないでしょうか。まずは一連の不祥事を詫び、自らの傲慢さを詫び、えこひいき体質を改める事が最低限必要ですが。では、なぜ都議選惨敗後間もない時期の総選挙がチャンスかと言うと、前回言った２つの大きなポイントの２つ目が関わってきます。そのポイントとは、自民党だけでなく民進党(前の民主党ね)も負けた…という事。つまり自民党から離れた票が民進党に回らなかったんですね。ここに、安倍さんが挽回出来る目が僅かにあると思ってます。総選挙ならば、都民ファーストの会は出て来ない。最大の敵は民進党になるのですが、その民進党も国民から信頼されてないのですから、さほど強敵ではあ
りません。要するに、反自民党の人には「都民ファースト」みたいに投票出来る党が無い事になります。その結果投票率が下がります。投票率が下がれば組織票が大きく物を言ってきます。つまり、組織的選挙を繰り広げる自民党と公明党に有利になる。というのが理由ですが、多分安倍さんは解散出来ないでしょう。小泉純一郎さんみたいな度胸も行動力も無いですし、とにかく側近がポンコツのイエスマンばかりですからね。結局、内閣改造しても政権浮揚とはならずに、ズルズルと支持を落としながら任期満了を迎える事になりそうです。